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2025.08.26

ヘルスケア事業へ本格参入。ZEH仕様の日中サービス支援型障がい者グループホーム施設の契約を締結

株式会社グリーンエナジー・ライフ(本社:徳島県徳島市/代表取締役:竹村敏之)は、新たに注力するヘルスケア事業の第一弾として、株式会社エスエムエスクラス(本社:徳島県徳島市、代表取締役:吉村昭世、以下「SMS GROUP」)との間で、徳島県徳島市における日中サービス支援型障がい者グループホーム施設の売買契約を締結しましたので、下記の通りお知らせいたします。

 SMS GROUPは徳島市に本社を置き、地域の医療と健康をサポートするネットワークを展開しています。医療・薬局・福祉・教育・飲食・美容事業などの多岐にわたる事業を通じて、「心身の健康」をテーマにしたサービスを提供し、地域社会の活性化に貢献しています。


<受注概要>
ヘルスケア施設ブランド「グリーンケアライフ」第一号案件

商品名グリーンケアライフ徳島
建築場所徳島県徳島市応神町
施設規模木造軸組2階建て寄宿舎 546.54㎡ (165.33坪)
施設内容日中サービス支援型障がい者グループホーム
施設特徴太陽光発電システム23.63kw搭載、個室20室+短期入所2室、各階相談室・休憩室有

日中支援型障がい者グループホームとは
重度の障がいがある方も、24時間体制の介護や生活支援を受けながら共同生活を送るための住まいが日中サービス支援型障がい者グループホームです。

⚫︎スタッフが24時間常駐
日中も夜間も、入居者は食事や入浴などの手厚いサポートを受けることができます。

⚫︎短期入所も可能
緊急時の一時的な宿泊先(ショートステイ)先としても利用できます。

 常に支援が必要な方や、他のサービスを単独で利用するのが難しい方が、住み慣れた地域で安心して暮らすための施設です。

ヘルスケア施設 開発背景
 近年、障がいの重度化やご家族の高齢化などを背景に、障がい者福祉サービスの需要は急増しており、全国で2万人以上の方が入所・入居を待機している状況です。また、福祉サービスが十分に確保されていると感じる方は全体のわずか10%に留まるなど、質の高い支援拠点の整備は喫緊の社会課題となっています。また、既存施設の多くは建物としての断熱性や耐震性、機能性、デザイン性が十分ではなく、運営における光熱費などの維持管理費が高額になる傾向があります。これは運営事業者の大きな負担として事業存続のリスクとなり、施設を保有する投資家にとっても不安定な要素となっていました。
 グリーンエナジー&カンパニーグループは「サステナブルな社会の実現を、新しい常識で」というパーパスを掲げ、「個人参加型、持続可能エネルギー社会の実現」をビジョンに社会課題の解決に貢献するために事業を推進しています。この度、当社の住まい事業において、従来の『住宅』事業に加え、成長分野である『ヘルスケア』事業を新たな柱として本格的に展開してまいります。その中核を担うのが、ZEH仕様の福祉・ヘルスケア施設の開発です。
 また、親会社であるグリーンエナジー&カンパニーは、日本経済新聞社主催の「NIKKEI GX会議」でも提唱しているとおり、「地域の個人や企業が再生可能エネルギーに主体的に参画することで収益を生み出し、持続可能な社会を築く」というコンセプトの「マイクロGX」を推進しています。
 今回の契約は、この「マイクロGX」をヘルスケア施設の領域で具現化するものです。当社の強みである「規格建築力」により、初期コストを抑えながらも、高い断熱性・耐震性を備え、機能的でありながら、デザイン性のすぐれた施設を提供、入居者様の快適な暮らしを実現します。また、太陽光発電による電力供給で運営事業者様の光熱費負担は大幅に軽減、安定した事業運営が可能になります。その結果として、施設を保有する投資家様は長期的な収益の安定が見込めます。このように、三者にとってメリットのある事業モデルが構築されました。

今後の展開
 今回の契約を皮切りに、ZEH仕様のヘルスケア施設を「グリーンケアライフ」ブランドとして展開し、まずは徳島を中心に四国での事業基盤を確立します。将来的には、この事業モデルを他地域で展開することで、日本各地で深刻化する福祉インフラの課題解決に貢献してまいる所存です。私たちは、事業を通じて社会課題の解決にいっそう積極的に取り組み、企業価値の向上と社会貢献の両立を追求します。

グリーンエナジー&カンパニーの取組
 株式会社グリーンエナジー・ライフの親会社である、株式会社グリーンエナジー&カンパニー(本社:東京都港区、徳島県板野郡松茂町/代表取締役:鈴江 崇文)は、「個人が主体となる”太陽を源にしたエネルギー”の創造」と、それによって実現する「グリーンで電気代がかからない暮らし」という新しいインフラ創りへの挑戦をしてまいりました。エネルギーを創り出すことで資産を生かす〈プライベート発電所〉や、発電されたエネルギーを貯めて送電線を通して電力を送るための系統用蓄電所、〈系統用蓄電池 GX-Pack〉、家計にゆとりを生む〈ネットゼロ・エネルギー・ハウス〉などの提供を通じ、グループ会社として全国に輪を広げております。発電施設の開発実績は約5100件に達しています(2025年4月時点)。
 2024年11月にはアゼルバイジャンで開催された気候変動に関する国際会議「COP29」の日本経済新聞社主催のセミナーで、弊社の鈴江崇文社長がスピーチにて”家庭と個人事業者によるボトムアップで強力なGX”として「マイクロGX」を提唱しました。私たちは、新エネルギーに一人でも多くの人がアクセス、そしてメリットを享受していけるようサービスを開発・展開、情報発信をしてまいります。

施設特徴
「暮らす人・働く人」が心地よく過ごせるデザイン

1. 外観:
 地震に強いボックス型構造を採用し、耐震等級3相当を実現。将来のメンテナンス費用も抑えられる、持続可能な設計です。さらに、洗練されたシンプルなデザインで、時代を超えて多くの人々に親しまれる佇まいを追求しました。

2. インテリア:
 人気のカフェスタイルデザインを採用し、ご家族にも気に入っていただけるよう魅力的なインテリアで、従来の福祉施設のイメージを払拭。入居者様だけでなく、働くスタッフにとっても快適な空間が実現しました。また、スタッフの介護業務効率を考慮し、視認性や動線設計を重視。少人数のスタッフでも円滑にオペレーションできる設計により、運営会社の経営効率にも貢献するものとなっています。


<受注契約先の概要>


<当社の概要>


<親会社の概要>

弊社は、持続可能なエネルギー社会の実現を目指し、これからも積極的に取り組んでまいります。今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

≪本リリースに関する問い合わせ先≫

株式会社グリーンエナジー&カンパニー
お問い合わせ:https://green-energy.co.jp/contact/
※上記フォームの「IR・取材に関するお問い合わせ」よりお問い合わせください。
TEL:050-1871-0651(代)

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